ただの映画日記

備忘録として映画の感想文を書いているだけ。

「三体」感想

2024.03.27-2024.03.28

リュウ・ジキン監督/アメリカ/2024年

 

 いや~~、馬鹿みたいに面白かった…なんというか、すごくエージェントオブシールド味を感じました。絶対もう一周するし、AOSもついでに一から観返したい。

 Netflixで3月21日から配信されたドラマで、配信当初からXで話題になってました。ちょうど入社式前の春休みだったこともあり2日で一気に完走。評判通り最高に面白かったです。

 

 原作は中国のSF小説で、少し前に中国でもドラマが放送されているけど本作は同じ監督がハリウッド版として作ったドラマ作品。ちなみに原作は未読なので原作ありきでの評価はわかりません。ドラマ単体としてはとても質が高くて、ストーリーも映像も見ごたえのあるものだったと思う。特にストーリーは長編ならではの入り組んでいて難解な話だったにもかかわらずテンポもよくて全然飽きず、気づいたらこんなところまで来ていた、みたいな突拍子のなさがありました。主要な登場人物たちも割と絞られているからまとまりはいい。これは原作ありきの面白さだなと思います。

 キャスティングや演出はとてもハリウッドらしく壮大でお金もかかっていると思った。いろんな国を行き来して撮影していたり、CGのクオリティも高かったりするあたりが最近のネトフリ品質。儲かってるな~…

 

 中国の歴史的な部分から始まりどちらかというとファンタジーなのかなと思っていたら、そこから地球外生物との交信の話にもっていきガッツリSFな展開。物理学者たちの頭脳はチームで敵に挑む感じがAOS感があって好みでした。でも主要キャラが割とあっさり死んでいくのが容赦なかった…シーズン2もとても楽しみです。