ただの映画日記

備忘録として映画の感想文を書いているだけ。

「ARGYLLE / アーガイル」感想

2024.03.19 初回鑑賞

マシュー・ボーン監督/アメリカ/2024年

 

 めちゃくちゃ楽しめました。いかにもアメリカらしいアクションという感じのはっちゃけ具合で。ブライス・ダラス・ハワードのために観に行ったつもりだったけど普通に物語としても面白かった。結局こういうのがいいんだよなーって思いました。

 予告から、てっきり小説家の書いた本の内容が偶々現実と被ってしまうファンタジー的な内容なのかと思ってたら、2転3転するがっつりした脚本のスパイアクションだったのが個人的にはすごく好きなポイントだった。小説家だと思ってたら実は任務中の事故で記憶をなくしたCIAのエージェントで…みたいな裏のあるストーリー。とても好き。マシューボーンらしい派手な演出、大げさな音楽や色彩が痛快だったし、何より1作完結で何の予備知識がなくても観やすい作品って最近あんまりないからな~。

 

 B.D.ハワードは本当にアクション映画が似合うなと思いました。ジュラシックワールドでファンになったけど、彼女の演技って本当に目を引く。表情豊かでアクション的な演出の派手さに負けない勢いとビジュアル。ダンスシーンとスケートのシーンはめちゃくちゃ笑った!家だったら絶対声上げて笑ってました。

 

 公開してからしばらく経ってるのに新宿のTOHOは驚くほどの客入りでした。仙台はこういった洋画は心配になるぐらい動員が少なかったので賑わってて嬉しい。