ただの映画日記

備忘録として映画の感想文を書いているだけ。

「ミッション:インポッシブル / ローグネイション」感想

2022.08.10 初回鑑賞

クリストファー・マッカリ監督/アメリカ/2015年

 

 最初の飛び立つ飛行機に乗り込むシーンからオペラ劇場内での一騎打ち、水中でのデータハック、バイクチェイス、変装トリック、ガラストリックと、アクションからチームワークまで見どころ満載だった。かなり詰め込んであった印象。

 

 ストーリーは少し複雑だったかな。大枠としてはIMFvs.謎の組織シンジケート。しかしIMFは任務の都合上違法行為を繰り返していたためCIA長官に危険視され取り込まれてしまった。招集に応じなかったため国際指名手配されたハントは自由に動けない。シンジケートの正体を探っていると、イルサというシンジケートに潜入していたMI6の諜報員に出会う。ハントとイルサは協力体制になり、IMFのメンバーであるベンジーとチームを組んでシンジケートの欲している情報を探ることに。しかしイルサはシンジケートに潜入を疑われないためにハントを裏切って手に入れた情報を盗んで去ってしまいう。しかしベンジーのファインプレイにより情報のコピーを手に入れたハントたちは、その情報のパスワードがイギリス首相の声だと分かり、シンジケートがイギリス首相を拉致しようとしているという計画に気づくのだった…

 全体としてシンジケートが敵側という認識で観ていけばいいんだけど、CIA長官がIMFを解散させたり、イルサがどっち側か分からなかったり、結局シンジケートを作ったのがMI6長官だったりと横からの情報がストーリーを複雑にしていた感じかな。流れがわかりにくいほどではなかったけど。

 

 それよりもアクションが本当に見ごたえありましたね。特にバイクチェイスの場面、カメラがバイクに乗っているハント目線と一行を外から見る目線が交互になることでスピード感と臨場感が凄かった。あとイルサが不二子ちゃんに見えた(笑)

 

 最初シンジケートのボスがハントをガス室に閉じ込めるところから始まり、ハントたちがボスをガス室に閉じ込めるところで終わる対比も良かったし、今回は全体的にベンジーがナイスアシストな感じだった。