ただの映画日記

備忘録として映画の感想文を書いているだけ。

「ロスト・シティ」感想

2022.06.25 TOHOシネマズ仙台 初回鑑賞

アーロン&アダム・ニー監督/アメリカ/2022年

 

 一昔前のアドベンチャー系の映画感があった。グーニーズの大人版的な?(笑)ストーリーとしては王道だったけど、それなりに上手くまとまってたし何よりコメディとして楽しめた。結局フェアファックスは遺跡をコレクションするんじゃなくてお金目当てだったのか、そこだけが不明瞭だったけど。

 

 夫を亡くし引きこもりがちのロマンス小説作家のロレッタが、出版したベストセラー小説をきっかけに、その考古学の知識を欲するフェアファックスに拉致られ、孤島で遺跡探索に強制参加させられる。彼女を助けに、表紙モデルのアランとメディテーショントレーナーが向かうも、トレーナーは撃たれて死亡。なんとか連れ出したロレッタとサバイバル経験なしのアランがフェアファックスから逃げ回りながら、遺跡のお墓を探す。

 ってかブラピ勿体ない扱いすぎるだろ…!!まさかあんな序盤で逝っちゃうとは思ってなかったよ。ロレッタがブラピに恋に落ちる話かと、完全に予告に誤誘導されてました…最後は結局生きてはなかったってことなんだよね…?そしてダニエル・ラドクリフは欲深い資産家の息子役が安定してきたな…めちゃくちゃグランドイリュージョンを思い起こさせた。ハリーポッターのイメージを一掃できてるのはいいけど、もっといろんな役を観てみたい。

 そしてロレッタのセールスを担当するベスがめちゃくちゃいい人でした。輝ける脇役。ロレッタを助けに一人で小型機乗り継いで孤島に来るなんて…かっこよすぎますぜ姐さん。サンドラ・ブロックはやっぱり小説家って役ではないよなあ。セレブオーラが滲み出すぎで、正直途中からは引きこもり小説家って設定を忘れてました。とはいえ、豪華女優俳優陣にジャングルの中を走り回らせたのは流石ハリウッド。フェアファックスと初対面のシーンでチーズの皿抱えてるのかわいい。そしてナイススタント。バイクアクションめちゃくちゃカッコ良かった。あ、最後のアランのスクーターではなくね?(笑)

 自然や遺跡の映像もとてもきれいだったけど、欲を言えば火山の迫力がもっと欲しかったかな…