2024.07.11 初回鑑賞
ジョン・クラシンスキー監督/アメリカ/2024年
マッドマックス以来、1か月ぶりの映画館での映画鑑賞。社会人になってから本当に気軽に映画観に行ける機会が減って悲しい。フライヤーの中心に占めるブルーが目立つ本作、てっきりアニメーション作品かと勘違いしていたので冒頭で女の子が実写で出てきたときはびっくりしました(笑)そして公開終了間際だったので吹き替え版しかなく…少し残念でした。
主演のケリー・フレミングめちゃくちゃチャーミングで良かったです。ライアン・レイノルズは最近本当にキテる俳優だよね。どんな作品に出てもきっちり役に合わせてくるオールマイティー感。
子供心を持った人にだけ相棒として存在するイマジナリーフレンドを描いた作品で、原題は「IF」。確かにそのままイフと訳してしまうには味気ないけど、もう少しオシャレな邦題がよかったかなぁ…しかもブルーは目立ってた割にビミョーに主軸とズレた役どころだった。まあ子供向け作品だしね。一方で子供向けでありながらも、「子供のころに心の支えになっていたものを忘れないで」という大人に向けたメッセージも込められた作品で、どの世代でも楽しめるし作りになってた。ラストは普通に泣きましたね。歳を重ねるにつれて涙腺がどんどん脆くなってるきがするんだが…
ストーリーだけじゃなくて演出や伏線の貼り方も凄く器用に凝ってる作品で、特に遊園地のイマジナリーたちの拠点(?)のシーンが良かった!ブロッサムの相棒はおばあちゃんで、カルの相棒はビーで、透明イマジナリーの相棒がビーのお父さんっていうのが良くできてたなとおもいます。
字幕版の声優はかなり豪華俳優陣の勢ぞろいだったみたい。字幕で見られなくて余計に残念無念…