ただの映画日記

備忘録として映画の感想文を書いているだけ。

「オーシャンズ11」感想

2022.06.12

スティーヴン・ソダーバーグ監督/アメリカ/2002年

 

 なぜか唐突に観たくなったオーシャンズ11オーシャンズシリーズは8公開前に予習として観たのが最初だったかな。グランドイリュージョン然り本シリーズしかり、こういう派手などんでん返し系クライムはスカッとするのが快感で個人的にとても好み。

 それにしてもキャスト陣、豪華すぎます。ストーリーは11人の天才犯罪チームでカジノの金庫を奪うというとてもシンプルなものだが、キャラクターがたくさん出てくるし舞台も大規模なのでそのぐらいでちょうどいいかなと思う。そしてこういうクライムものは、カジノの本場であるベガスで繰り広げられるからこその臨場感と大人のオシャレさがあるのかなと思った。これを日本で真似して作ったら相当ちゃっちいギャグ系の映画になりそう。この時代にも関わらず、11人のチームに色んな人種のキャラクターたちが集まっているのも面白い。このころだとまだ白人ばかりの映画が多い気がするから。

 場面転換なんかも非常にオシャレでテンポよく、演出の一つとしてうまく組み込まれているようで良かった。カメラワークも然り。映す角度一つで緊張感やコミカルや謎めいた感じを演出しているのが秀逸。

 音楽は、後半に行くにつれて増えていった印象。盛り上がるシーンや台詞のない場面ではきちんとついていたが、初めの方のジョージクルーニー出所からメンバー集める辺りまでは少し少なかった気がする。個人的にはもう少しあっても良かったかな。

 

 ところで前観た時はあまり気にならなかったんだけど、ブラッドピットはなんで終始なんかしら食べてんの?(笑)ここまでしつこいと、それ自体に何か深い意味があるように思えてならない…